京都文教短期大学付属小学校ってどんな学校?学校生活から入試情報まで徹底解説!

京都文教短期大学付属小学校は、京都市左京区にある男女共学の私立小学校です。
1904年に「高等家政女学校」として誕生して以来、浄土宗の教えに基づいた心の教育が行われています。

この記事では、そんな京都文教短期大学付属小学校の学校生活から入試情報まで、京都エリアで実績のある幼児教育のTAMが解説していきます。

京都文教短期大学付属小学校のアクセス・基本情報

■住所
〒606-8344
京都市左京区岡崎円勝寺町50

TEL:075-752-1411
FAX:075-771-4848

公式サイト:京都文教短期大学付属小学校

交通情報

市営地下鉄(東西線)「東山駅」下車、徒歩5分
京阪電車「三条駅」下車、徒歩10分
市バス(203系統、206系統など) 「東山仁王門」下車、徒歩5分

基本情報

経営学校法人京都文教学園
共学・男女別男女共学
生徒数1学年約30名
制服あり
給食あり

京都文教短期大学付属小学校の特徴・雰囲気

ここからは京都文教短期大学付属小学校の教育理念・教育方針や校風についてより詳しく解説していきます。

京都文教短期大学付属小学校の教育理念・教育方針

京都文教短期大学付属小学校は1904年に、阿弥陀様と法然上人の教えをもとに創設されました。

教育目標は「明るく・正しく・仲よく」です。

それぞれには以下のような意味が込められています。

①明るく・・・謙虚にして真理探究(帰依仏)
②正しく・・・誠実にして精進努力(帰依法)
③仲よく・・・親切にして相互共同(帰依僧)

また、「やさしい人になってほしい」という思いのもとに教育が行われます。
謙虚な心・誠実な心・親切な心を備えた人格の形成を目指しています。

校風について

京都文教短期大学付属小学校は、1学年1クラス30名の少人数教育が特色です。

小規模であるため、全教職員が全生徒を覚えやすく、良い意味で家庭的な環境であるといえます。
全生徒が「顔の見える関係」にあり、お互いのことをより深く理解しあえる友人に出会えるなどのメリットがあるでしょう。

浄土宗の教えを基礎として教育が実施されており、学校での生活実践や学校行事だけでなく、教科学習や総合学習でも教えが採り入れられています。

これからの時代をたくましく生きていくために、意欲をもって学ぶ子どもや深く考えて表現できる子どもの育成を目指しているそうです。

京都文教短期大学付属小学校の授業カリキュラム

ここからは京都文教短期大学付属小学校独自の授業カリキュラムについて解説していきます。

小規模教育

前述のようにこの小学校は1学年1クラスです。これにより「一人一人に目が行き届く教育」が可能です。

学習を中心としたあらゆる目標に向かって努力する力や、仲間と共に物事に取り組む喜び、達成感を実感する過程が大切にされています。

「こころ」の教育

京都文教短期大学付属小学校では、「感謝・謙虚・思いやり・自然を愛する」といった「こころ」の教育が重視されており、6年間を通して「人としての基本の行い」を身につける指導を徹底しているそうです。

例えば、学習態度だけではなく普段のあいさつや掃除、返事などの生活指導に力が入れられています。
毎週の礼拝や平和学習、植物の栽培を通して生命の尊さを学びます。

れんげ活動

京都文教短期大学付属小学校では、縦割り活動のことを「れんげ活動」と呼んでいるそうです。
多くの行事でれんげ活動が行われています。この活動で生徒らは規律を学び、協調性や責任感が培われます。

毎年新1年生が入学するたびに新しい「れんげ班」を構成するそうです。
低学年の児童は、児童会活動や遠足などの行事・集団活動を通して、高学年の児童を手本に協調性や責任感を学びます。

主なれんげ活動には以下のような活動があります。

<1学期>
れんげデビュー集会
ウキウキウォーキング(動物園)

<2学期>
れんげ全校遠足(万博公園)
なかよし球根植え

<3学期>
大根植え(1・6年生)
6年生ありがとうの会

多くのれんげ活動が用意されており、連帯感や責任感が磨かれます。

アフタースクール

アフタースクールは、児童が帰宅する時間に、保護者が不在である家庭の生徒などを対象として、放課後や長期休暇中の適切な生活や遊び、学びの場を提供して、児童の健全育成を図ることを目的としているそうです。

専門講師の指導のもと、生徒は「生活の広がりの場」として時間を過ごせます。
アフタースクールでは、宿題に取り組み、友達と楽しく遊び、学べる環境を提供しています。

京都文教短期大学付属小学校の年間行事

4月 入学式 知恩院参拝
5月 授業参観・芸術鑑賞会
6月 修学旅行(沖縄総合学習・6年生)
7月 琵琶湖自然教室(4年生)大江山自然教室(5年生)
8月 始業式 大掃除
9月 水泳指導
10月 運動会 れんげ全校遠足(万博公園)
11月 学びと力の発表会Ⅱ てくてく遠足(1年生)粟田山遠足(2年生)
12月 内部進学説明会(6年生)終業式
1月 始業式
2月 作品展 親子鑑賞会
3月 6年生ありがとうの会 卒業式 修了式

京都文教短期大学付属小学校の進学情報

ここからは京都文教短期大学付属小学校の進学情報について解説していきます。
内部進学について
令和4年度卒業生は合計で16名でした。
そのうち、4名が系列校である京都文教中学校に内部進学しています。

毎年12月には6年生を対象として内部進学説明会が実施されており、サポートも充実しています。
その他の主な進学先
京都文教短期大学付属小学校では、外部の中学校に進学する生徒が3分の2を占めます。
令和4年度の進学先は以下の表の通りです。

大谷中学校開明中学校片山学園中学校
市立西京高校附属中学校京都女子中学校同志社女子中学校
洛南高校附属中学校立命館守山中学校龍谷大学付属平安中学校

京都エリアで教育に力を入れている中学校などに外部進学する生徒が多いようです。

京都文教短期大学付属小学校の学費

初年度にかかる学費は、入学検定料含め766,600円です。

「その他費用」の詳細な内訳は以下の通りです。

  • 教材費 約30,000円
  • 給食費 約90,000円
  • 保護者会費 9,600円

その他にも、制服や鞄などの学用品代約120,000円、教材費・校外学習費等が別途必要になります。

京都文教短期大学付属小学校の入試を徹底対策!

ここからは、京都文教短期大学付属小学校の入試情報について解説していきます。

実際に過去問題集を確認しての気づきや要点をまとめていますので、京都文教短期大学付属小学校の入試を検討している方はぜひご覧ください。

また、京都文教短期大学付属小学校の入試概要は、入学案内で確認できます。
公式サイトにてチェックしてみてください。

京都文教短期大学付属小学校|入学案内

京都文教短期大学付属小学校の入試情報

入試日程

京都文教短期大学付属小学校の入学試験にはA・B・Cの3つの日程があります。
適性検査と面接が課されるため、対策が必要です。

2024年度入学試験の日程は以下の通りです。

試験日程A日程B日程C日程
試験日2023年8月26日(土)面接
8月28日(月)適性検査
2023年9月30日(土)
適性検査・面接
2024年1月27日(土)
適性検査・面接
募集人員男女計25名男女若干名男女若干名
出願期間7月25日(火)6:00~
8月24日(木)24:00
9月19日(火)6:00~
9月29日(金)14:00
2024年1月16日(火)6:00~
1月26日(金)14:00
結果発表8月28日(月)18:009月30日(土)18:002024年1月27日(土)18:00

定員・倍率

京都文教短期大学付属小学校の定員は非公表ですが、1クラス制を採用していることを考えると、約30~40名ではないかと想像できます。

入試に関する情報はほとんどが非公開になっています。

入試の概要について

京都文教短期大学付属小学校の入学試験は、「ペーパーテスト、制作・描画、運動・行動観察、親子面接」に分かれています。

ペーパーテスト

推理や言語、図形、記憶といった問題が出題されます。
市販の問題集などで対策をしておきましょう。

制作・描画

絵をかいたり、ちぎり絵をする課題が出題されます。
また、はさみが使えるかどうかといった巧緻性を問う課題も出題されるため、日頃からはさみを使うなどの対策が必要です。

運動では最低限の運動機能があるかどうかが見られます。

運動・行動観察

本番で久しぶりに身体を動かす、といったことがないように日頃から外での遊びや運動を採り入れておきましょう。

行動観察は約10名のグループで活動が行われるそうです。
行動観察では、きちんと話を聞けるか、周りの受験生と協力できるかが問われます。

人の話をしっかり聞くように指導したり、協調性を養うなどしておきましょう。

親子面接

保護者に対しては、教育に関する理解や志望理由、さらには家庭での教育方針などが面接官から聞かれます。
父親・母親の間で意見の相違がないように試験前からきちんと話し合っておきましょう。

お子さんに対しては、保育園や幼稚園での生活や、家庭での様子が問われるそうです。
内容を重視するというよりも、お子さんが自信をもってはきはき話せているかが見られます。
面接対策も十分にしておきましょう。

まとめ

今回は京都文教短期大学付属小学校の学校生活から入試情報まで解説しました。

京都文教短期大学付属小学校の教育目標は、「明るく・正しく・仲よく」です。
授業カリキュラムには以下の4つの特徴的な活動があります。

①小規模教育
②「こころ」の教育
③れんげ活動
④アフタ―スクール

系列の中学校に内部進学する生徒は少ないそうで、外部進学する生徒が約3分の2を占めます。

家庭内での対策に不安がある方は、京都文教短期大学付属小学校でも実績のあるTAMへご相談ください。

京都文教短期大学付属小学校の受験対策ならTAM

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そして、自分の考えを発表する機会を創出したり、巧緻性を高める制作やゲーム学習、様々な“気づき”に触れるグループワークを行うなど、多彩なプログラムでお子さんの主体性や意欲を重視した指導を行います。

多くのお子さんたちを名門小学校へ送り出してきた圧倒的な実績からも支持されています。

詳しくは公式サイトをご覧ください。
TAM公式サイト

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たむろぐ編集部

成基の幼児教育TAMは、京都・大阪北摂を中心に、小学校受験対策を指導する幼児教室です。

30年以上に渡り、難関有名小学校の合格者数において、トップクラスの実績を輩出しています。

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