関西大学初等部は小中高一貫教育を提供する私立小学校で、関西大学中等部・高等部、そして関西大学に内部進学ができます。
関西大学初等部の入試は初見で解くことが難しい問題が多く、やさしいとは言えない内容です。
合格するためには、関西大学初等部に特化した対策が必要となるでしょう。
この記事では関西大学初等部の受験について、同校の合格実績も豊富なTAMが解説していきます。
関西大学初等部の校風など基本情報は以下をご覧ください。
▶関西大学初等部ってどんな学校?学校生活から進学情報までご紹介!
関西大学初等部の入試情報
日程
関西大学初等部の入学試験はA日程・B日程の2回行われます。
細かくスケジュールが分かれていますので、それぞれよくチェックする必要があるでしょう。
【A日程】
◆出願(インターネット)
2024年 7月10日(水)~ 8月20日(火)14:00まで
◆親子面接
2024年8月25日(日)~9月7日(土)のうち、学校に指定された日
◆考査(ペーパー試験)・行動観察
2024年9月13日(金) 午前中
◆合格発表(郵送)
2024年9月17日(火)
◆入学手続き
2024年9月18日(水)~9月25日(水)
【B日程】
出願(インターネット)
2024年12月2日(月)~2024年1月13日(月)14:00まで
親子面接
2025年1月18日(土)~1月21日(火)のうち、学校に指定された日
考査(ペーパー試験)・行動観察
2025年1月25日(土) 午前中
合格発表(郵送)
2025年1月27日(月)
入学手続き
2025年1月28日(火)~1月30日(木)
定員・倍率
A日程の定員は、男女計60名(関西大学幼稚園からの入学者若干名を含む)となっており、B日程の募集人数は若干名です。
関西大学初等部を志望する場合は、A日程までにしっかりと対策を行っていきましょう。
なお、定員に男女の区別はありません。倍率は、以下の通り、毎年2倍前後です。
関西大学初等部の倍率詳細
A日程 | B日程 | |||
倍率 | 合格者数 | 倍率 | 合格者数 | |
2022 | 2.0 | 63 | 2.8 | 4 |
2021 | 1.6 | 68 | 実施なし | 実施なし |
2020 | 1.9 | 65 | 実施なし | 実施なし |
関西大学初等部 夏の入試対策 開催!
TAMでは関西大学初等部「夏の入試対策」を開催しています。
2024年度9月入試に向けて、ペーパーテスト、面接、運動などのオープンテストや、関西大学初等部の入試傾向に沿った内容の応用問題・予想問題を数多く取り入れた夏期講習会を実施します。
関西大学初等部を志望される方は是非お申し込みください。
試験の内容について
A日程、B日程ともに親子面接、ペーパー試験、行動観察による総合評価となっています。バランスよく対策を行う必要があるでしょう。
親子面接について
保護者は約5分間で、1・2問の質問に答えます。
残りの10分はお子さんに対しての質問時間で比重が多めです。お子さんへの質問は、一問一答ではなく、答えを深掘りする質問が多い傾向です。この形式は他校ではあまり見られません。
例えば、以下のような内容です。
(先生)昨日は何をして遊びましたか?
(お子さん)ブロックを作りました。
(先生)誰と遊びましたか?
(お子さん)〇〇ちゃんと遊びました。
(先生)その子はどんなお友達ですか?
この面接の評価ポイントは、お子さんの対話力。そのほか、因果関係の把握、ロジカルシンキングといった点も重視されます。
ペーパー試験について
比較的長めの試験時間に対し、小学校受験では一般的な問題量となっており、1問1問を丁寧に解く力が求められます。内容としては「聞き取り」「言葉」の問題が多い傾向です。
「聞き取り」では、流れる話をヒアリングして、時系列を正しく選ぶ問題が例として挙げられます。
「言葉」では、濁音が入った言葉や伸ばす音が入った言葉(ヘリコプターやパトカーなど)を選ぶ問題が出題されます。
問題の傾向として「何を問われているのか?」を理解する必要がある特徴的なものが多い傾向です。合格を目指すためには、関西大学初等部の過去問で対策をして、独特の問題形式に慣れる必要があります。
成基学園TAMでは、関西大学初等部専門の特訓コースがあります。それだけに、関西大学初等部に特化した対策が必要となりますので、専門塾の対策コースを活用しましょう。
行動観察試験について
新型コロナウイルスの流行前は、グループ試験が実施され、コミュニケーション能力などが評価される内容でした。現在では、個別試験となっており、「指示を聞いて行動に移せるか」といった評価項目になりました。
22年度からは、グループ試験に戻る予定となっています。他のお子さんとの協調性が評価されると考えられます。
合格するには
関西大学初等部の受験は、ペーパーテストの難易度が高いと言われています。対策としては、独特な問題の形式に慣れること、何を問われているのかを瞬時に判断できる力を身につけることが重要です。過去問題集をしっかりと行っていきましょう。
成基学園TAMでは、過去問題をベースにした関西大学初等部専用の対策講座をご用意しております。関西大学初等部を目指す保護者とお子さんは、ぜひ体験会へお越しください。
まとめ
- 関西大学初等部は、思考力を伸ばすミューズ学習が特徴的で、お子さんの自主性や思考力を育む教育環境があります。
また、国際理解教育にも力を入れており、多様性や語学力を身につけるのにも良い環境です。 - 受験内容は初見では解きづらい問題が多いため、家庭内のみで受験対策を行うにはハードルが高いといえます。
関西大学初等部の受験対策ならTAM
2024年度の入試において、TAMは関西大学初等部に30名の合格生徒を輩出いたしました。
「たのしく あそびながら まなぶ」の独自指導のもと、長年関西エリアの私立小学校受験で多くの合格者を輩出して参りました。
TAMでは、グローバル社会で活躍できる人材を育む最先端の能力開発教育と、長年の指導実績にもとづく小学校受験対策、これら2つのコースをご提供しています。
幼児の特性を熟知した教育コーチが興味・関心を高める指導法で、主体性を引き出す「アクティブ・ラーニング型学習」を展開。
そして、自分の考えを発表する機会を創出したり、巧緻性を高める制作やゲーム学習、様々な“気づき”に触れるグループワークを行うなど、多彩なプログラムでお子さんの主体性や意欲を重視した指導を行います。
多くのお子さんたちを名門小学校へ送り出してきた圧倒的な実績からも支持されています。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
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