小中高一貫教育を提供している立命館小学校は、最終的に立命館大学まで内部進学できる、関西エリアで人気の私立小学校です。
立命館小学校の教育は「4つの柱(確かな学力、真の国際人、豊かな感性、高い倫理観と自立心)」を軸に学びを展開しています。その中で、お子さんたちが主体的に学び、自らを鍛えて成長していくことを目標としています。
入試難易度は平易とは言えません。ペーパーテストも「話す・聞くテスト」といった、知識と思考力が必要な、総合力が試される問題が出されます。受験に臨む場合は立命館小学校に特化した対策が必要といえるでしょう。
今回は立命館小学校の入試情報について、同校への合格実績も豊富なTAMが解説していきます。
立命館小学校を志望する保護者はぜひご一読ください。
立命館小学校の学校生活やカリキュラムなどについては、以下の記事でご紹介しています。
▶立命館小学校ってどんな学校?学校生活から進学情報までご紹介!
TAMでは入試前の総仕上げや、入試対策として役立つ過去問教材についても販売しております。
立命館小学校への入学を検討されている方は、ぜひ活用ください。
立命館小学校の基本情報
■住所
〒603-8141
京都府京都市北区小山西上総町22番地
TEL:075-496-7777
FAX:075-496-7770
公式サイトHP:立命館小学校( http://www.ritsumei.ac.jp/primary/ )
交通情報
● 地下鉄烏丸線 北大路駅 下車、徒歩約3分
● 京都市営バス 北大路バスターミナル 降車、徒歩約3分
基本情報
立命館小学校は、2006年に設立された男女共学制の私立小学校です。入学後は内部進学を前提にしており、立命館附属の中学校・高等学校へと進みます。
立命館小学校のキャンパスは京都市北区小山です。中学校・高等学校のキャンパスは長岡京にあり、それぞれの環境を活かした教育を行っています。
■立命館小学校の基本情報
経営 | 立命館学園 |
共学・男女別 | 共学 |
生徒数 | 1学年120人(30人×4クラス) |
制服 | あり |
給食 | あり |
立命館小学校の入試情報
日程
入学試験は2回行われ、例年、A日程が8月下旬~9月上旬、B日程が10月上旬に行われます。
B日程の定員は若干名となっていますので、合格を目指す場合はA日程までにしっかりと対策を行っておくといいでしょう。
定員、倍率
A日程の定員が約120名、B日程の定員は若干名とされています。
受験者数の男女比は同じくらいです。倍率は毎年約1.7倍前後で推移しています。
試験の内容
A日程、B日程ともに親子面接、考査(ペーパーテスト、行動観察)による総合評価です。
保護者の配点は面接点のみで、お子さんは面接点、ペーパー点、行動観察点の3項目となります。
ー親子面接
出入りも含めて20分間(親15分と子5分)で行われます。配点は親(父母)とお子さんで半分ずつのようです。
保護者が話している間も、お子さんの評価が行われていることには注意しましょう。
お子さんが落ち着いて話を聞いたり、自分の行動に集中できているかという点が見られています。
面接の特徴の1つとして、子どもが自宅で描いた絵を元に質問されますが、絵の上手い下手は考査観点ではなく、あくまでも先生とのお話のきっかけとなります。2025年度入試では、「あったらいいな こんなゆうえんち」が絵のテーマとなり、今まで以上に発想力を問うテーマが設定されています。また、面接の流れもかわります。昨年度までは「子どもへ絵に関する質問⇒保護者入室・保護者面接⇒子ども面接」の順でしたが、2025年度入試では保護者面接が最後になり「子どもへ絵に関する質問⇒子ども面接⇒保護者入室・保護者面接」と変更されました。
ー考査(ペーパーテスト)
問題量は、「ことば・せいかつ」「かず・かたち」の2分野で、試験用紙10枚程度です。私立小学校受験の中では、それほど多くないといえます。
制限時間は各20分ずつ、続けて実施されますので、通しで40分となっています。
「話す・聞くテスト」のように聞き取る力も試されています。ペーパーテストでは月齢の考慮と男女毎のグループ分けがあると言われています。量が多くないとはいっても出題の範囲は広いので、過去問の分析が必要です。
ー考査(行動観察)
20分間の制限時間の中で、グループ内でのお子さんの行動や様子が評価される試験です。
行動観察では、お子さんのコミュニケーション能力や主体性が評価されます。
具体的には、「友達と仲良く遊べるか」「自分の意見を先生に伝えられるか」といった点が評価されるといえるでしょう。普段からの生活態度(お子さん自身が挨拶をきちんとできたり、身の回りの片づけ・整理整頓ができるかなど)がポイントになりますね。
まとめ
立命館小学校のカリキュラムは多彩です。陶芸体験やロボットづくりなど、各分野の専門家から直接学ぶという貴重な経験ができます。幅広い経験を通して、お子さんの好奇心を刺激する教育が受けられます。
受験内容は範囲が広いため、家庭内で入試の対応をするのはハードルが高いといえます。
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