幼稚園でもっと遊びたい、でもTAMに行かないといけないという葛藤はあったものの、娘は毎週楽しく通っていました。
しかし、成長とともに、かるがもクラスになると、
「今日はテスト?」
と確認するようになり、
「行きたくない。」
「やめたい。」
と言い出すこともしばしばありました。×(ばつ)をつけられて評価されるのが嫌だったのだと思います。宿題をしているときも、
「×(ばつ)をつけないで。」
と言って、間違いを指摘されるのを嫌がり、悔しくて泣き出すこともよくありました。授業後にも少し教えていただけるということで、親が教えにくいところなどは先生にお任せすることにしました。
小学校入試を考え始めたのは、年中の冬くらいからです。TAMでのお勉強も意欲的に取り組み、負けず嫌いな娘を見てきて、これからの社会に必要とされるたくさんのことを学べ、娘の未知の可能性を引き出してくれそうな学校がこんなに近くにあるなら、受験させてみようということになりました。
そして、〈ハイレベル特訓コース〉を受講し、先生にテストに慣れるためのアドバイスをいただき、月に一回のペースで〈志望校別体験テスト〉を受けさせました。いつの間にか、テストを嫌がることがなくなり、できることへの喜びが増え、自信がついてきました。
そして娘も、立命館小学校へ最初に訪れた際に、
「この学校に行きたい。」
と言っていたので、
「入試まで、お勉強をがんばる。」
と約束をしてくれました。先生には、
「Yちゃんは大丈夫ですよ。」
と言われながらも、親の方が不安で最後の最後まで個別授業を受けさせました。受験までは、本当にがんばってくれたと思います。考査終了時に娘を教室まで迎えに行くと、
「全部できた~!」
と笑顔で出てきたので、一安心しました。子どもの方が意外と冷静でいることに気がつきました。
恥ずかしがり屋の娘ですが、合格通知を見て、
「やったー!」
と喜び、
「TAMの先生に伝えに行く。」
と言う嬉しそうな娘を見て、TAMに通わせて良かったという気持ちになりました。
私は、娘が知りたい、やりたい、できるようになりたいと思ったことはできる限りサポートし、やる気があるときに、そのことをどんどん伸ばしていければと思っています。
やってみないとわからないこと、失敗して学ぶこともたくさんあります。娘には、これからもいろいろなことに挑戦してほしいと思います。
TAMでお世話になりました先生方には、本当に感謝しております。
私も娘と同様に、とても勉強させていただきました。ありがとうございました。
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