年中の夏、 受験を迷っていたときにTAMの無料体験を受けました。あたたかい教室の雰囲気や子ども達に愛情を持って接しておられる先生方の姿を見て、また楽しみながら学ぶことを目指すというお話に共感しすぐに入塾を決めました。それから受験までは、直近の成績にこだわらず入試1か月前に合格点がとれるような勉強計画をたて直前期に成績を伸ばしました。やる気や勉強効率を上げるため、様々な工夫をしました。8時頃には寝るようにというTAMの先生からのアドバイスを実践し、その分朝に勉強の時間をあてることにより格段と効率が上がりました。
とは言え成績を上げる事と楽しみながら学ばせる事の両立は難しく、焦りから親の私も教え方がきつくなる事がありました。いつも寝ながら笑っていた娘が叫んでいるのを見て、本末転倒になっているのではないかと反省し悩んだ事もありました。
そんな入試日が近づくにつれ追い込まれる感じも、成績に一喜一憂したことも、今思えばとても楽しく貴重な思い出です。これからにつながる勉強や経験をできればと思い受験しましたが、親子共にその経験から成長できたこと、何より家族でやり遂げた達成感と充実感を思い出すと、この選択をしてよかったなと思います。娘が受験を通して規則正しい生活リズムや勉強習慣が身についたように、親である私たちも受験がきっかけで今まで漠然としていた娘へ対する教育方針をまとめられたと感じています。
小学校受験では、合否に関わらずここまでやり遂げたのだという自信を持ち子どもを褒めてあげて、そこで得た経験をどう活かすが大事だと思います。子どもにとって本当に大切なのはこれからだと思います。